2008年 12月 29日
ブナ・クリの冬芽 |
教育林には3属6種のブナ科樹木が生育しており、そのうち自生種は3属3種である。
前回は植栽種も含めた4種のコナラ属の冬芽を取り上げたので、今回は残りの2属2種であるブナ属 Fagus のブナ F. crenata と、クリ属 Castanea のクリC. crenata の冬芽を取り上げる。 ブナ(左)とクリ(右)の冬芽
ブナの冬芽は交互にずれて付く二列互生タイプで、先が鋭く尖った形(披針形)をしている。
芽鱗は明褐色~栗褐色でつやがあり、縁毛を有する。
また、上部の芽鱗の先端には灰白色の軟毛が密に生える。
一方、クリの冬芽はブナと同じ二列互生だが、形は対照的で丸っこい(卵形~広卵形)。
よく見ると、クリの実そっくりの形をしているのが可笑しい。
芽鱗は帯赤黒色~赤栗色をしていて、ほぼ無毛である。
前回は植栽種も含めた4種のコナラ属の冬芽を取り上げたので、今回は残りの2属2種であるブナ属 Fagus のブナ F. crenata と、クリ属 Castanea のクリC. crenata の冬芽を取り上げる。
ブナの冬芽は交互にずれて付く二列互生タイプで、先が鋭く尖った形(披針形)をしている。
芽鱗は明褐色~栗褐色でつやがあり、縁毛を有する。
また、上部の芽鱗の先端には灰白色の軟毛が密に生える。
一方、クリの冬芽はブナと同じ二列互生だが、形は対照的で丸っこい(卵形~広卵形)。
よく見ると、クリの実そっくりの形をしているのが可笑しい。
芽鱗は帯赤黒色~赤栗色をしていて、ほぼ無毛である。
by tsuchihashia
| 2008-12-29 22:15
| 植物