2009年 08月 25日
ヒメギス |
(2009年8月22日撮影)
草の根元付近にいることが多いうえ、背面が緑色をしているので非常に見つけづらい。
採集はなかなか難しく、撮影はもっと難しいのだが、夜間採集に行ったときにたまたま歩いている個体を見つけたので、証拠写真程度には撮ることが出来た(ヒメギス類は基本的には昼行性とのこと)。
イブキヒメギスに似ているが、以下の点などで区別できる(括弧内はイブキヒメギスの特徴)。
・前胸背板側葉後縁は黄白色(黒色)
・翅は腹部と同長かより長い(一般的に腹部より短い)
・翅端は尖る(丸まる)
本種はキリギリス科 Tettigoniidae キリギリス亜科 Tettigoniinae ヒメギス族 Platycleidini ヒメギス属 Eobiana に属し、北海道・本州・四国・九州・佐渡島・隠岐・対馬に分布する。
by tsuchihashia
| 2009-08-25 22:14
| 直翅目