2009年 11月 13日
ヨツボシヒラタアブ |
先週の7日、森歩きを終えてアパートに戻ってきたときのこと。
いつもの場所に自転車を止めてふと足元を見ると、1頭のアリ(クロヤマアリ?)が大きな獲物を一所懸命に運んでいた。
獲物が双翅目と判ったのでよく見ると、それは腹部にある濃橙色の模様が印象的なヨツボシヒラタアブだった。 アリに運ばれるヨツボシヒラタアブ Xanthandrus comtus (♂)
(2009年11月7日撮影)
運ばれている個体は右前脚が失われていたが、他には特に外傷は見当たらず。
死因は不明だが、この時期まで残っていたことにいたく驚かされた。 2006年採集のヨツボシヒラタアブ (♂)
教育林でもヨツボシヒラタアブは確認しているが、よく見られるというわけではない。
しかし、木漏れ日が射し込むヒノキアスナロ林内のごく限られた一角の、地上から約3~5mの高さのところで複数の♂個体がホバリングしている場面に遭遇したことがあるので、個体数が少ないという訳では無いだろう。
何らかの条件が整った場所に集合するため、見る機会が少ないのではないだろうか。
ハナアブは種によって、そういうことがたまに観察される。
いつもの場所に自転車を止めてふと足元を見ると、1頭のアリ(クロヤマアリ?)が大きな獲物を一所懸命に運んでいた。
獲物が双翅目と判ったのでよく見ると、それは腹部にある濃橙色の模様が印象的なヨツボシヒラタアブだった。
(2009年11月7日撮影)
運ばれている個体は右前脚が失われていたが、他には特に外傷は見当たらず。
死因は不明だが、この時期まで残っていたことにいたく驚かされた。
教育林でもヨツボシヒラタアブは確認しているが、よく見られるというわけではない。
しかし、木漏れ日が射し込むヒノキアスナロ林内のごく限られた一角の、地上から約3~5mの高さのところで複数の♂個体がホバリングしている場面に遭遇したことがあるので、個体数が少ないという訳では無いだろう。
何らかの条件が整った場所に集合するため、見る機会が少ないのではないだろうか。
ハナアブは種によって、そういうことがたまに観察される。
by tsuchihashia
| 2009-11-13 21:27
| 双翅目