2010年 11月 28日
無翅のフユシャク♀ |
今日からしばらく天気が崩れるということだったので、昨夜ちょこっとだけフユシャクを探しに教育林に出かけた。
しかし、到着して「さあ、探し始めるか!」という段になって、懐中電灯を忘れたことに気が付いた。
懐中電灯が無ければ、探すことなど不可能。
「バカバカ、俺のバカ!」と自分を罵りながら、取りに戻るのは面倒だし、でもせっかく来たんだしと、仕方なく駐車場入り口にある外灯周辺を見て帰ることにした。
外灯の周辺では、おそらくコナミフユナミシャクと思われる個体が1頭だけヒラヒラと舞っていたが、それ以外の姿は無い。
支柱にも、アスファルト上にも何もいない。
う~ん・・・と思いながら近くのシラカバの幹を見てみると、何やら気になるでっぱりが。
携帯電話のライトを点けて確認してみると、それは初めて見る無翅タイプのフユシャク類だった。 斜め後ろから (2010年11月27日、土橋自然観察教育林) 背面から (2010年11月27日、土橋自然観察教育林)
運が良いな~と思いながら撮影し、その場で画像確認を行っていたところ、何とこの個体は産卵中であることが分かった。 産卵中の♀ (2010年11月27日、土橋自然観察教育林)
卵は画像を見る限りでは6個で、カモフラージュのためか、産卵個体の体毛がまぶされていた(アカシジミ類も、確かそんなことをしたはず。見たことは無いけど)。
今朝、卵はどうなったかと思い見てみると、相当注意して探したにもかかわらず発見することは出来なかった。そして、産卵場所より少し上方に、昨夜の♀と思われる個体がジッとしていた。 日中に見たのは初めて
さて、♀ではなかなか同定が難しそうだが、この外灯周辺でこれまでに確認しているフユシャクは、コナミフユナミシャク、シロオビフユシャク、チャバネフユエダシャクの3種。
このうち、コナミフユナミシャクは短いながら翅があるし、チャバネフユエダシャクは無翅だがホルスタインのような間違えようの無い模様をしている(未見だが)。
そうなると残るはシロオビフユシャクで、「みんなで作る日本産蛾類図鑑」を久々に覗いてみたら、掲載されている♀によく似ていた。
確定は出来ないが、おそらくシロオビフユシャクの♀なのではないだろうか。
しかし、到着して「さあ、探し始めるか!」という段になって、懐中電灯を忘れたことに気が付いた。
懐中電灯が無ければ、探すことなど不可能。
「バカバカ、俺のバカ!」と自分を罵りながら、取りに戻るのは面倒だし、でもせっかく来たんだしと、仕方なく駐車場入り口にある外灯周辺を見て帰ることにした。
外灯の周辺では、おそらくコナミフユナミシャクと思われる個体が1頭だけヒラヒラと舞っていたが、それ以外の姿は無い。
支柱にも、アスファルト上にも何もいない。
う~ん・・・と思いながら近くのシラカバの幹を見てみると、何やら気になるでっぱりが。
携帯電話のライトを点けて確認してみると、それは初めて見る無翅タイプのフユシャク類だった。
運が良いな~と思いながら撮影し、その場で画像確認を行っていたところ、何とこの個体は産卵中であることが分かった。
卵は画像を見る限りでは6個で、カモフラージュのためか、産卵個体の体毛がまぶされていた(アカシジミ類も、確かそんなことをしたはず。見たことは無いけど)。
今朝、卵はどうなったかと思い見てみると、相当注意して探したにもかかわらず発見することは出来なかった。そして、産卵場所より少し上方に、昨夜の♀と思われる個体がジッとしていた。
さて、♀ではなかなか同定が難しそうだが、この外灯周辺でこれまでに確認しているフユシャクは、コナミフユナミシャク、シロオビフユシャク、チャバネフユエダシャクの3種。
このうち、コナミフユナミシャクは短いながら翅があるし、チャバネフユエダシャクは無翅だがホルスタインのような間違えようの無い模様をしている(未見だが)。
そうなると残るはシロオビフユシャクで、「みんなで作る日本産蛾類図鑑」を久々に覗いてみたら、掲載されている♀によく似ていた。
確定は出来ないが、おそらくシロオビフユシャクの♀なのではないだろうか。
by tsuchihashia
| 2010-11-28 20:31
| 鱗翅目