2011年 04月 22日
バッコヤナギ |
(2011年4月15日、厚沢部町赤沼町)
枯れ色の風景の中に黄色いものが見えたら、大抵はこれでないだろうか。
早春に咲くバッコヤナギは、虫達にとってとても貴重な餌資源。
木の下で見ていると、実に様々な種類の昆虫がやって来ることが分かる。
ハナアブ屋にとってもポイントで、この黄色を目にすると、虫達同様フラフラと吸い寄せられて、一心不乱に網を振るってしまう。
この日はクロハナアブ類やムツモンホソヒラタアブ類の他に、シータテハやビロウドツリアブ、ハナバチ類などの姿があった。
(2011年4月15日、厚沢部町赤沼町)
小枝の樹皮を剥いだ時、裸材の隆起線の有無で Salix bakko (和名バッコヤナギ、隆起線有り)と Salix hultenii var. angustifolia (和名エゾノバッコヤナギ、隆起線無し)に分けていたが、現在ではどちらも Salix caprea (和名バッコヤナギ)のシノニムとなっている。
正直、違いがイマイチよく判らなかったので、1種になって助かった(笑)。
by tsuchihashia
| 2011-04-22 23:39
| 植物