2008年 05月 22日
ハナアブ採集 |
休日。
久しぶりにじっくりとハナアブを採集しようと思い、午前中は教育林へ。
駐車場近くにあるテントサイトでは、キョウコシマハナアブの雄が複数個体、今季初確認となる占有行動をとっていた。
ハナアブが充実して掲載されている「札幌の昆虫」(木野田君公著、北海道大学出版会刊)では、「極めて稀」を示す二重丸がついている。向こうでは少ないようだ。
とは言っても、教育林ならどこでも見られるという訳ではなく、アエカヨコモンヒラタアブ同様、テントサイト周辺という極めて限られた場所でしか今のところ確認していない。しかしそこではけっこうな個体数が見られる。そういう点も、アエカヨコモンヒラタアブと一緒。特定の場所に固執する、何らかの要因があるのかもしれない。
キョウコシマハナアブの雄の占有行動が見られるテントサイト
キョウコシマハナアブ雄個体の占有行動はよく見るが、近似のシマハナアブ雄個体の占有行動はほとんど見た記憶が無い。
似ているとはいっても、生態は異なっているのだろう。
また去年の記録では、5月と9月に新成虫を採集しているので、年2回の発生だと推測される。
本命のオオモミジでは、ハナアブはほとんど採れず。
普段なら掬うとたくさん入るナルミハナアブやミフシコヒラタアブ類も、全くと言っていいほど入らない。
試しに隣のナナカマドも掬ってみたが、結果は同じ。
何なんだ。風が強いのがいけないのか? いや、今年は天候のせいか、ハナアブの出かたが変に感じる。しかしせっかく気合を入れてきただけに、非常にがっかり。
そしてそうこうしているうちに、休日の日はあっさりと暮れていってしまったのだった・・・。
ベニシジミ Lycaena phlaeas daimio
〈開花初認植物〉
ヘビイチゴ・ヒメヘビイチゴ・タニウツギ・ヤブタビラコ・オオハナウド
ヘビイチゴ Duchesnea chrysantha
久しぶりにじっくりとハナアブを採集しようと思い、午前中は教育林へ。
駐車場近くにあるテントサイトでは、キョウコシマハナアブの雄が複数個体、今季初確認となる占有行動をとっていた。
ハナアブが充実して掲載されている「札幌の昆虫」(木野田君公著、北海道大学出版会刊)では、「極めて稀」を示す二重丸がついている。向こうでは少ないようだ。
とは言っても、教育林ならどこでも見られるという訳ではなく、アエカヨコモンヒラタアブ同様、テントサイト周辺という極めて限られた場所でしか今のところ確認していない。しかしそこではけっこうな個体数が見られる。そういう点も、アエカヨコモンヒラタアブと一緒。特定の場所に固執する、何らかの要因があるのかもしれない。
キョウコシマハナアブ雄個体の占有行動はよく見るが、近似のシマハナアブ雄個体の占有行動はほとんど見た記憶が無い。
似ているとはいっても、生態は異なっているのだろう。
また去年の記録では、5月と9月に新成虫を採集しているので、年2回の発生だと推測される。
本命のオオモミジでは、ハナアブはほとんど採れず。
普段なら掬うとたくさん入るナルミハナアブやミフシコヒラタアブ類も、全くと言っていいほど入らない。
試しに隣のナナカマドも掬ってみたが、結果は同じ。
何なんだ。風が強いのがいけないのか? いや、今年は天候のせいか、ハナアブの出かたが変に感じる。しかしせっかく気合を入れてきただけに、非常にがっかり。
そしてそうこうしているうちに、休日の日はあっさりと暮れていってしまったのだった・・・。
〈開花初認植物〉
ヘビイチゴ・ヒメヘビイチゴ・タニウツギ・ヤブタビラコ・オオハナウド
by tsuchihashia
| 2008-05-22 23:23
| 双翅目