2010年 05月 27日
マルヒメツヤドロムシ? |

意養(いやしない)川付近の沢で採集したヒメドロムシの脚や触角を、ファーブルを覗きながら伸ばしていたところ、ホソヒメツヤドロムシ?ともヒメツヤドロムシとも異なる種が、1個体だけ混じっていることに気付いた。
体長は前2種とほぼ同じ(約1.5mm)だが、体型は僅かに幅広で、体色は前胸背板が黒、上翅は明褐色であった。
吉富ほか(1999)の絵解き検索表を使ってみたところ、「マルヒメツヤドロムシ」という種に落とすことが出来た。
保育社の甲虫図鑑では、マルヒメツヤドロムシは本州と四国に分布し、少ないとされている。
参考文献
吉富博之・白金晶子・疋田直之,1999.矢作川水系のヒメドロムシ.矢作川研究(3):95-116.
■
[PR]
by tsuchihashia
| 2010-05-27 20:54
| 鞘翅目
|
Comments(2)

ご無沙汰。元気そうでなによりです。
吉富博之,2007.北海道のヒメドロムシ2種の採集記録.甲虫ニュース(158):22.
で、Zaitzeviariaが1種記録され、その後「月むし」でも1種追加の記録が出ていたので(藤原君か誰かの記録だったように思います)、本属3種共に北海道からは記録があると思います。それでも全体的にヒメドロの記録はまだ少ないから一緒に記録を併せてどこかに報告しませんか?
吉富博之,2007.北海道のヒメドロムシ2種の採集記録.甲虫ニュース(158):22.
で、Zaitzeviariaが1種記録され、その後「月むし」でも1種追加の記録が出ていたので(藤原君か誰かの記録だったように思います)、本属3種共に北海道からは記録があると思います。それでも全体的にヒメドロの記録はまだ少ないから一緒に記録を併せてどこかに報告しませんか?
KUWAKIRA 様
ご無沙汰しております。
見て頂けるかどうか分からなかったのですが、ネタがネタだけに、密かにコメントお待ちしておりました。ありがとうございました。
手元にある月むを見ましたところ、2007年に藤原・吉田両氏によって道東でのゴトウミゾドロの採集記録が報告されていましたが、それ以外は見つけられませんでした。
吉富(2007)では、何と言う種が報告されたのでしょうか?ご教示頂けましたら幸いです。
採集するだけで無く、出来ればどこかへ発表することも考えていましたので、ぜひともご一緒させて頂けましたら有り難いです。
が、もうしばらくは採集を続けて、難しいかもしれませんが、種数を増やせたらと思っています。
ご無沙汰しております。
見て頂けるかどうか分からなかったのですが、ネタがネタだけに、密かにコメントお待ちしておりました。ありがとうございました。
手元にある月むを見ましたところ、2007年に藤原・吉田両氏によって道東でのゴトウミゾドロの採集記録が報告されていましたが、それ以外は見つけられませんでした。
吉富(2007)では、何と言う種が報告されたのでしょうか?ご教示頂けましたら幸いです。
採集するだけで無く、出来ればどこかへ発表することも考えていましたので、ぜひともご一緒させて頂けましたら有り難いです。
が、もうしばらくは採集を続けて、難しいかもしれませんが、種数を増やせたらと思っています。