2010年 08月 02日
ハンノケンモンの幼虫 |
森林展示館外壁についていた、度肝を抜かれた配色の幼虫。
何も考えずに「黒と黄色の蛾の幼虫」で画像検索をかけたら、あっさりとヤガ科 Noctuidae ケンモンヤガ亜科 Acronictinae のハンノケンモンの幼虫だということが判明した。
「みんなで作る日本産蛾類図鑑」には、幼虫の食餌植物としてミズナラ・オニグルミ・タカネザクラが挙げられているが、シラカバの葉にいたという記述も複数のサイトで見られた。
森林展示館前にはシラカバ並木が、裏手にはオニグルミがあるが、発見した場所はシラカバ並木側の外壁だったので、おそらくシラカバを食べていたのだろう。
ちなみに、幼虫は見ての通り派手だが、成虫は写真を見た限りではいたって地味である・・・というのは、蛇足だけれど。
by tsuchihashia
| 2010-08-02 22:33
| 鱗翅目