2010年 09月 14日
最近の蛾 |
選り好みをしているせいもあるが、近所だけではなかなか多くは見られないなぁ・・・。
【カギバガ科 Drepanidae】 オビカギバ Drepana curvatula acta
(2010年9月8日、厚沢部町本町で撮影)
何だか熊の毛皮を連想してしまう。
この属の種は、日本には本種1種のみしか分布していない。 ウスイロカギバ Callidrepana palleola
(2010年9月9日、土橋自然観察教育林で撮影)
これは以前に、幼虫を撮影していた種。
幼虫は鳥糞擬態で面白かったが、成虫は地味地味。
【シャクガ科 Geometridae】 クロミスジシロエダシャク Myrteta angelica
(2010年9月9日、厚沢部町本町で撮影)
ゼフィルス類の翅裏に似た色と模様の美しい種。
こういうのに出合えるから、成果が少なくても外灯回りはやめられない(苦笑)。 ウスキツバメエダシャク Ourapteryx nivea
(2010年9月11日、厚沢部町本町で撮影)
同属のフトスジツバメエダシャクと非常によく似ているが、それとは顔の色が橙褐色であることで区別出来るという(フトスジツバメエダシャクは白~灰色)。
【ヤガ科 Noctuidae】 ホシボシヤガ Hermonassa arenosa
(2010年9月13日、厚沢部町本町で撮影)
翅がキラキラしており、フラッシュをだいぶ反射している。 ウスイロカバスジヤガ Sineugraphe bipartita
(2010年9月13日、厚沢部町本町で撮影)
この属には本種を含めて3種が属しており、どれも見分けが難しいという。
見分けるには外横線が重要で、前縁であまり曲がらなければウスイロカバスジヤガ、前縁で内側に強く曲がればカバスジヤガ、線が不明瞭であればオオカバスジヤガになるのだとか。
写真の個体はあまり曲がっていないように思うことから、ウスイロカバスジヤガとした。
しかし、不明瞭といえば不明瞭なので、もしかしたらオオカバスジヤガのほうかもしれない。
この写真しか無いが、判る方がいらっしゃいましたらご教示頂けましたら幸いです。 キシタミドリヤガ Xestia efflorescens
(2010年9月13日、厚沢部町本町で撮影)
翅表に苔色が入る綺麗な種だが、この写真では表せていない。
キシタバ類のような下翅をしていることを、調べているときに知った。
次回見つけたら、ぜひ確認しなくては!
最後に、以前掲載したクビグロクチバの別角度写真。
頭部後方付近が黒いことが分かると思う。 クビグロクチバ Lygephila maxima
(2010年9月8日、厚沢部町本町で撮影)
【カギバガ科 Drepanidae】
(2010年9月8日、厚沢部町本町で撮影)
何だか熊の毛皮を連想してしまう。
この属の種は、日本には本種1種のみしか分布していない。
(2010年9月9日、土橋自然観察教育林で撮影)
これは以前に、幼虫を撮影していた種。
幼虫は鳥糞擬態で面白かったが、成虫は地味地味。
【シャクガ科 Geometridae】
(2010年9月9日、厚沢部町本町で撮影)
ゼフィルス類の翅裏に似た色と模様の美しい種。
こういうのに出合えるから、成果が少なくても外灯回りはやめられない(苦笑)。
(2010年9月11日、厚沢部町本町で撮影)
同属のフトスジツバメエダシャクと非常によく似ているが、それとは顔の色が橙褐色であることで区別出来るという(フトスジツバメエダシャクは白~灰色)。
【ヤガ科 Noctuidae】
(2010年9月13日、厚沢部町本町で撮影)
翅がキラキラしており、フラッシュをだいぶ反射している。
(2010年9月13日、厚沢部町本町で撮影)
この属には本種を含めて3種が属しており、どれも見分けが難しいという。
見分けるには外横線が重要で、前縁であまり曲がらなければウスイロカバスジヤガ、前縁で内側に強く曲がればカバスジヤガ、線が不明瞭であればオオカバスジヤガになるのだとか。
写真の個体はあまり曲がっていないように思うことから、ウスイロカバスジヤガとした。
しかし、不明瞭といえば不明瞭なので、もしかしたらオオカバスジヤガのほうかもしれない。
この写真しか無いが、判る方がいらっしゃいましたらご教示頂けましたら幸いです。
(2010年9月13日、厚沢部町本町で撮影)
翅表に苔色が入る綺麗な種だが、この写真では表せていない。
キシタバ類のような下翅をしていることを、調べているときに知った。
次回見つけたら、ぜひ確認しなくては!
最後に、以前掲載したクビグロクチバの別角度写真。
頭部後方付近が黒いことが分かると思う。
(2010年9月8日、厚沢部町本町で撮影)
by tsuchihashia
| 2010-09-14 21:14
| 鱗翅目