2011年 06月 23日
ベニシタン |
マダラアシゾウムシを撮影後、キツネヤナギを見つけた林道へと歩を進めたら、ガレ場になった部分に、ほふく状に枝を伸ばし、地面を覆うように広がる初見の木本植物があった。
帰宅後に佐藤(2000)のページをめくったら、それはバラ科 Rosaceae のベニシタンという、中国西部原産の常緑樹であることが判明した。 ベニシタン Cotoneaster horizontalis
(2011年6月16日、厚沢部町赤沼町)
中央右下付近の塊がそれ
佐藤(2000)によると、庭園樹や公園樹、花材、盆栽などに利用されるということである。
英名は「Rock cotoneaster」なので、岩場に生育するのだろう。
果実は熟すと鮮紅色になり、写真を見る限りでは液果のようなので、種子は鳥類などに食べられて運ばれる被食散布タイプだと思われる。
この個体は、どこかから運ばれてきた種子がうまく定着し、生長したものなのかもしれない。 花はあまり開かないようだ
(2011年6月16日、厚沢部町赤沼町)
参考文献
佐藤孝夫,2000.増補改訂版北海道樹木図鑑.亜璃西社,札幌.303pp.
帰宅後に佐藤(2000)のページをめくったら、それはバラ科 Rosaceae のベニシタンという、中国西部原産の常緑樹であることが判明した。
(2011年6月16日、厚沢部町赤沼町)
中央右下付近の塊がそれ
佐藤(2000)によると、庭園樹や公園樹、花材、盆栽などに利用されるということである。
英名は「Rock cotoneaster」なので、岩場に生育するのだろう。
果実は熟すと鮮紅色になり、写真を見る限りでは液果のようなので、種子は鳥類などに食べられて運ばれる被食散布タイプだと思われる。
この個体は、どこかから運ばれてきた種子がうまく定着し、生長したものなのかもしれない。
(2011年6月16日、厚沢部町赤沼町)
参考文献
佐藤孝夫,2000.増補改訂版北海道樹木図鑑.亜璃西社,札幌.303pp.
by tsuchihashia
| 2011-06-23 22:11
| 植物