2008年 10月 10日
ジムグリ |
休日。
たまたま入り込んだ町内の林道で、長年見たいと思っていたヘビであるジムグリに幸運にも巡り合うことができた。 ジムグリ Elaphe conspicillata ミルクチョコレートのような体色が魅力的
国内では北海道・本州・四国・九州に分布し、主に森林内に生息する。
和名は、餌としているネズミなどの小型哺乳類を探すため、地中の穴によく潜る習性から付けられたという。
そのため形態も、頭部と胴体がほぼ同じ太さだったり、上顎が下顎にかぶさっていたりと、地中の穴に潜りやすいよう適応したものとなっている。
通常であれば背面に黒褐色の斑点が散在するらしいが、出合った個体にはそういった模様は一切見られなかった。
こういった無斑紋型のものを「アカジムグリ」と言うらしい。
シマヘビの黒化型を「カラスヘビ」と言うのと同じことだろう。
性質は比較的温和だといい、この個体も例外ではなかった。
非常におとなしいのを良いことにいじりたおしてしまったのは、さぞ迷惑だっただろう。反省。でも、可愛かった。
北海道には5種のヘビが分布しているが、本種を見られたことで、残すはシロマダラのみとなった。
シロマダラは道内では札幌近郊や奥尻島で記録があるのみのあまり見られないヘビのようだが、これは夜行性という生態も関係していると思われる。
図鑑で見るとくすんだ白地に黒色横帯が入る美しいヘビなので、北海道産ヘビ類のラストを飾るに相応しい存在だ(・・・と、偉そうに言ってみる)。
ま、気長に焦らず、今回のように偶然出合えたら儲けものというくらいの感じで、これからも気に留めておこうか。
たまたま入り込んだ町内の林道で、長年見たいと思っていたヘビであるジムグリに幸運にも巡り合うことができた。
国内では北海道・本州・四国・九州に分布し、主に森林内に生息する。
和名は、餌としているネズミなどの小型哺乳類を探すため、地中の穴によく潜る習性から付けられたという。
そのため形態も、頭部と胴体がほぼ同じ太さだったり、上顎が下顎にかぶさっていたりと、地中の穴に潜りやすいよう適応したものとなっている。
通常であれば背面に黒褐色の斑点が散在するらしいが、出合った個体にはそういった模様は一切見られなかった。
こういった無斑紋型のものを「アカジムグリ」と言うらしい。
シマヘビの黒化型を「カラスヘビ」と言うのと同じことだろう。
性質は比較的温和だといい、この個体も例外ではなかった。
非常におとなしいのを良いことにいじりたおしてしまったのは、さぞ迷惑だっただろう。反省。でも、可愛かった。
北海道には5種のヘビが分布しているが、本種を見られたことで、残すはシロマダラのみとなった。
シロマダラは道内では札幌近郊や奥尻島で記録があるのみのあまり見られないヘビのようだが、これは夜行性という生態も関係していると思われる。
図鑑で見るとくすんだ白地に黒色横帯が入る美しいヘビなので、北海道産ヘビ類のラストを飾るに相応しい存在だ(・・・と、偉そうに言ってみる)。
ま、気長に焦らず、今回のように偶然出合えたら儲けものというくらいの感じで、これからも気に留めておこうか。
by tsuchihashia
| 2008-10-10 22:52
| 両生・爬虫類